時代とともに変わるスタッフの役割分担 「剃毛」

Posted by 安達 かおる

肛門の毛(以下門毛)はしっかり点検処理させてもらっています

びっしりとならば画になっても剃り残しの毛が数本はなんか変

皆さん現場前夜一生懸命(?)処理したんだろう痕跡はあっても

どうしても門毛の最後の一本までは手が届きにくいのか数本は残っているもの

しかもその数本が決まって長い

現場で門毛に限らずお股の毛の処理は一体だれがやるのか

かつて毛の処理や生理の血を止める海綿入れは

ADの大事な役割だったし

監督は指くわえて見ているしかないADの特権でもあった

監督自らやるとセクハラになり

ADが命令され「えー」 とか 「ぼ・・僕がやるんですか」 とか

枕言葉並べながら一見いやいやながら

やれば立派に成立する不思議な分野の仕事だった

つまり進んでやるのはダメ

しかも喜んでやったらセクハラ認定となってしまう

満面のにやにやはスケベAD

ゆだれ垂らせば変態AD

にやにや ゆだれ 勃起の三拍子で業界追放AD・・・・

女優は濡れても特にお咎めは無し・・・

ただ恥らっておればよろしいようだ

ふと思ったのだが最近この分野の仕事は

メイクさんが当たり前のようにやっている

現場で女優さんと接する時間が長いのが

メイクさんでありメイクさんは女性である事が

多いからなのかもしれない

パックリと恥部をさらすのだから

薄汚れて不潔感漂うADより

打ち解けた女性メイクさんの方が適任なんでしょうね

不思議なのは

ADが処理する場合女優さんを決まって物陰に連れて行く

女優さんも人前ではいやがる

対して女性メイクさんの場合堂々我々の

面前で当たり前の様にやってしまうのは不思議

しかも女優さんも当たり前の様に堂々と恥部をさらけ出している

これも不思議

建前上ADはシブシブ感を女優は恥じらい感を漂わせるのがマナーだったのだな

もしかしたら私達の「恥」のほとんどの部分が演出とプライドだったりして

また「恥」と言う概念が絶対的ではない証拠でもある

コメント

安達監督さま

「恥」が「演出」と「プライド」という意味、
すごく自分も同感してしまいますね。
ただ、その「演出」や「プライド」は、
まわりの人間(異性?好きな人?)に、
「自分はカッコイイん(キレイ)なんだ!」という
表現が「恥」に表現されるのではないかと。

そういう意味では「AV女優」という職業は、
それらの人前で「恥ずかしい行為」をしてしまう
人達だと考えると「ADさんに毛を剃られる」ことに
「恥」を感じるのは矛盾した気持ちですよね。
「学校の同級生」「親」「兄弟」などなど、
絶対に「SEX」している姿など見せたくない人達に
見られてしまう可能性のあるAVなのに。
それか…「女性はどこまでも女性なんだ!」
ということなのでしょうか…

2009 年 8 月 12 日 11:37 PM posted by 宮森健太

門毛って…
シュールすぎ〜
(^O^)

2009 年 8 月 13 日 9:35 AM posted by 奈良岡

「AV女優」は「恥ずかしい行為」をする女性だから
「恥」は「矛盾」していると思いますか?
これを突き進めると「AV女優」や「風俗嬢」は「だれとでも」「セックス」する「女」になっちゃいます
決してそんな事はないんですね
この辺りの疑問はAVと言う狭い世界だけでは
解明できないのでしょうね
私もまだよくわっかていません
ただカメラが止まると「普通の女の子」に
戻る事だけは確かです
だから恥らいもあれば
セックスもそう簡単にはやらせてくれません
「女性はどこまでも女性」
「普通の女性はどこまでも普通の女性」
「ちょっと変わった女性は
どこまでもちょっと変わった女性」です
そう言う意味では
誰とでもやる女の子は誰とでもやるし
恥じらいの少ない女の子は恥じらいも少ない
「AV女優だから」XXXXXだろうの
発想は間違いです

2009 年 8 月 14 日 1:24 PM posted by 安達 かおる

門毛っていいでしょ
胸毛 すね毛 腋毛から造語してみました

2009 年 8 月 14 日 1:25 PM posted by 安達 かおる

安達監督様

安達監督のお言葉、非常に興味深いです。
「カメラが止まる」と「普通の女性に戻る」。
なるほど、です。

自分は「お金のためにやっている人」以外に限り、
楽しみながら、誰とでも(?)SEXしたり、
脱ぐことに抵抗ないのでは?と思ってまして・・・
それは、友人がよく遊び行く「大人な場所」に、
(多分、仕事ではないと思うんですが)よく、
あるAV女優が来るらしいので、
そういうふうに思ってしまったんですね。

しかし、安達監督の言われている通り、
「カメラが回っているからこそ」「女優になる」、
それは凄く納得いたしました。

2009 年 8 月 14 日 8:56 PM posted by 宮森健太





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